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中高年の病気と糖尿病
糖尿病はいつの間にか進行していて、血糖値が高い状態が長く継続した状態でやっと症状を表します。
健康診断で血糖が高い状態であると診断されても、糖尿病であると診断されるまでには至っていないという中高年が今、かなり増加しているといいます。
病気ではないけれど糖尿病に限りなく近くなっている状態、その状態を境界型糖尿病、予備軍とも呼ばれますが、限りなく病気に近いグレーゾーンにいる状態です。
この状態について、世界保健機構や海外では、耐糖能異常という呼び方をしています。
耐糖能というのは、糖に耐える能力を表した言葉で、血液の中にある糖を正常に戻す力がどの程度あるのかということを表しています。
食べ物を食べると胃腸で消化吸収され、血液の中にブドウ糖として溶け込みます。
溶け込んだブドウ糖は膵臓のランゲルハンス島のβ細胞から分泌されるインスリンによって栄養分に変換され、エネルギー源などとして利用されます。
通常はこうして血液中のブドウ糖が減っていくはずです。
血液中に糖が異常に多くなってしまったり、インスリンの分泌不足などによって糖がエネルギーとして利用されなくなると、血液中のブドウ糖が残存してしまいます。
こういった状態は耐糖能が弱い状態と言えます。
この状態が中高年に多い病気でない、病気とはまだ言えない状態の糖尿病というわけです。
でもこの状態が継続すれば、いずれ病気を発症することは目に見えています。
健康診断で境界型や予備軍と言われた方は、食生活や運動など生活習慣を改める必要があります。
健康診断で血糖が高い状態であると診断されても、糖尿病であると診断されるまでには至っていないという中高年が今、かなり増加しているといいます。
病気ではないけれど糖尿病に限りなく近くなっている状態、その状態を境界型糖尿病、予備軍とも呼ばれますが、限りなく病気に近いグレーゾーンにいる状態です。
この状態について、世界保健機構や海外では、耐糖能異常という呼び方をしています。
耐糖能というのは、糖に耐える能力を表した言葉で、血液の中にある糖を正常に戻す力がどの程度あるのかということを表しています。
食べ物を食べると胃腸で消化吸収され、血液の中にブドウ糖として溶け込みます。
溶け込んだブドウ糖は膵臓のランゲルハンス島のβ細胞から分泌されるインスリンによって栄養分に変換され、エネルギー源などとして利用されます。
通常はこうして血液中のブドウ糖が減っていくはずです。
血液中に糖が異常に多くなってしまったり、インスリンの分泌不足などによって糖がエネルギーとして利用されなくなると、血液中のブドウ糖が残存してしまいます。
こういった状態は耐糖能が弱い状態と言えます。
この状態が中高年に多い病気でない、病気とはまだ言えない状態の糖尿病というわけです。
でもこの状態が継続すれば、いずれ病気を発症することは目に見えています。
健康診断で境界型や予備軍と言われた方は、食生活や運動など生活習慣を改める必要があります。